>>「友が島の島内散策モデルルート【友が島その2】」から続きます。
友が島は観光地ですが、道路は舗装されておらず、基本的には山道を歩きます。標高200メートル近い山に登ったり下りたりするのですから、それなりの装備は必要です。
また、友が島へは船でしか行けませんが、船の便数は少なく、キャパシティも限られています。そのため、事前に予定を立てて、早めに行くことが大事です。
さらに、友が島は無人島です。観光シーズンには旅館が開いたりして人はいますが、夜になると急に人はほとんどいなくなります。トイレなどの設備も十分ではありません。
友が島・女子旅の準備
運動靴かトレッキングシューズを準備
友が島歩きは山歩きです。本格的な登山靴までは必要ありませんが、運動靴は用意しましょう。トレッキングシューズだとなおよし! 革靴やサンダル、ヒールはNGです。
動きやすい服装で、雨具も準備!
山歩きできるような、動きやすい服装で出かけましょう。突然の雨に備えて傘やレインウェアも準備しておきます。
リュックサックで行こう!
友が島はちょっとした山歩きですので、両手が空いていないとキケンです。となると、荷物はリュックに入れるのが一番! リュックは、登山用品では「デイパック」または「ザック」といいます。リュックまたはデイパックまたはザックを用意しましょう。
船の時間を調べよう
加太発の船は午前9時が始発便で、1~2時間ごとに便があります。週末は混んでいるので、ほぼ1時間ごとに出航します。友が島発の最終便は16時半頃です。
友が島汽船は、原則として火曜日と水曜日は全便運休です。また、船の事前予約はできません。
最新情報は、友が島汽船のホームページで調べましょう。
加太までのアクセスを調べよう!
加太駅へは、南海電車の和歌山市駅から南海加太線に乗ります。加太駅から加太港は徒歩15分です。大阪難波から加太港までは、徒歩の時間も含めて2時間程度はかかります。
クルマで行く場合は、高速道路を使えば大阪から1時間半程度で加太港に着くことが可能です。加太港には有料駐車場があります。
いずれにしても、船の時間を調べて、最低でも出航30分前には着いておくようにしましょう。それより遅いと、満席の場合に積み残される可能性が高まります。
お弁当と飲み物も用意!
島内には、観光シーズンには簡単な食堂が開いていることもあります。ただ、開いていない場合もありますので、お弁当や飲み物は事前に用意したほうがいいでしょう。
加太港の近くにはコンビニなどはありませんので、加太に着く前に、お弁当と飲み物を用意しておくことを強くオススメします。
島内では、港の近くには自動販売機もありますが、売り切れていることもあります。
トイレの準備も!
友が島島内にはトイレはありますが、あまり整っているとはいえません。紙などは事前に用意しておきましょう。
見学ルートを決めよう
友が島は、想像以上に広いです。島のポイントを全部見ようとすると、7~8kmは歩かなければならず、1日がかりです。
島の滞在時間は、長くても6時間程度でしょうから、全部見るのは大変です。
自分の滞在予定時間に合わせて、見たいポイントを絞っておきましょう。モデルルートに示したコースなら、3時間あれば見て回れます。
→「友が島日帰り旅行の予算【友が島その4】」に続きます。