「小笠原諸島へ女子が旅する方法」の続きです。
小笠原諸島は本土から遠く離れているため、行くのに費用も時間もかかります。そのため、旅をするには綿密な計画を立てる必要があります。とくに、船と宿の予約は、きちんと調べたうえで事前にしっかり押さえておきましょう。
その1 おがさわら丸の日程を調べて、出発日を決める!
まずは往復の足となるおがさわら丸の日程を調べます。最近は6日に1便の運航です。それにあわせて、出発日と帰宅日を決めます。
その2 小笠原の宿を予約!
父島・母島の宿は限られます。先に宿を確保します。ツアーの場合は、旅行会社が宿とおがさわら丸の予約を同時にしてくれますので、お任せしましょう。
その3 宿泊の基本は民宿。ドミトリーもあり!
島の宿泊は民宿が基本。ホテルも1軒だけありますが、交通不便なのであまりおすすめしません。「民宿」といっても、個室タイプのプチホテルから、共同部屋のドミトリータイプまでさまざまです。キッチンの付いている宿もあります。
その4 おがさわら丸を予約!
宿が確保できたら、おがさわら丸を予約します。狙い目は「2等寝台」ですが、人気があるので売り切れやすいです。予約はお早めに。チケットは、JTBなどの旅行代理店や、コンビニの端末で購入できます。(ネット販売はほとんど非対応です)。
その5 現地ガイドツアー、アクティビティを予約!
小笠原をとことん楽しむには、ツアーやアクティビティに参加することです。上記に紹介したツアーのほかにも、さまざまなガイドツアーなどがあります。自分の好みに合わせて参加してみることをおすすめします。
ツアーは、現地でも予約できますから、天候などを勘案して、着いてから予約してもかまいません。ただし、ゴールデンウィークやお盆などのピークシーズンだと、人気のツアー(ホエールウォッチングなど)は、着いてから予約しても満員で参加できない可能性が高いです。
ですから、ピークシーズンは、おがさわら丸の予約が終わったら、すぐに現地ツアーを予約しましょう。
その6 おがさわら丸は船旅を楽しむつもりで!
片道24時間もかかる船旅。つらいと思ったらつまらないので、楽しむつもりで乗りましょう。2等に乗る場合は、乗船時に女子同士でまとまって乗ると、大広間でも隣同士になれます。おじさま方の隣がイヤな人は、女子同士で固まって行列しましょう。
その7 着いたら自分のペースで!
島に着いてからは、忙しく着いたその日にツアーに参加する人もいれば、のんびり過ごす人もいます。自分のペースで楽しみましょう。
その8 島にはスーパーもあり!
父島には数軒の商店・スーパーがあり、観光客が必要なものはほぼ手に入ります。しかし、コンビニはありませんので、夜に必要なものなどは、着いたら買っておきましょう。夜、お店が閉まるのは早いです。母島には小さな商店が2軒ほどあります。
その9 グルメのバリエーションは豊富!
父島には20数軒の飲食店があります。なので、短期滞在時にはごはんに困ることはありません。居酒屋は地元の人の利用も多いので、お友達になるにはもってこいの場所です。
その10 おみやげは島はちみつとパッションフルーツを!
小笠原には、残念ながらあまり「名産」と呼べるものは少ないです。そのなかで人気が「島はちみつ」「パッションフルーツ」など。これらは数が限られますので、欲しい方はお早めに。
その11 スケジュールは余裕を持って!
島での滞在期間中、スケジュールをびっちり埋めてしまうのもいいですが、問題は天候です。アウトドアが楽しい島ですので、雨が降ると楽しさ半減。ですので、余裕を持ったスケジュールにして、雨の日はのんびり過ごすのも一つの方法です。
「小笠原諸島の予算とガイドブック」に続きます。