世界遺産に指定されて注目度急上昇の小笠原諸島。小笠原村は、実は30代の独身女性一人旅がとても多いそうです。大人の女性がハマってしまう魅力があるんですね。
あまり知られていませんが、小笠原村は日本で最も「若者が多い市町村」で、住民の平均年齢は39歳です。しかも、女性が37%、男性63%と、女性が圧倒的に足りません! 要するに、「日本で一番、若い男が余っている島」なんです!
……ってことはおいといても、小笠原はとっても魅力的な場所。一度は行きたい憧れの島ですね。
小笠原諸島へは、交通が不便なのが悩みの種。飛行機はなく、週1便程度のフェリーに乗るしかありません。そのため、旅行には最低1週間はかかります。
でも、それを乗り越えて、ぜひ小笠原諸島には行ってほしいです。ということで、女子旅モデルプランを作ってみました!
6泊7日小笠原の旅
小笠原諸島の主島は父島です。東京と父島の間には「おがさわら丸」という船が就航しています。2016年7月に、新造船の就航となりました!
小笠原諸島への旅は、この「おがさわら丸」に乗らなければなりませせん。運航はおおむね6日に1日。そのため、小笠原旅行は6泊7日が最低限の旅行日程になります。
以下では、「おがさわら丸」を使ったモデルプランをご紹介。
小笠原旅行モデルプラン
1日目 おがさわら丸で出発
「おがさわら丸」の出発地は、東京の竹芝桟橋です。「ゆりかもめ」の竹芝駅から歩けます。
父島までの所要時間は25時間30分です。でも、海が荒れたりすると、もっと時間がかかることも。
2等船室~♪
新おがさわら丸には、2等から特等まで、6つの船室クラスがあります。おすすめは「特2等寝台」か「2等寝台」。どちらもベッドがあって、快適に旅をできます。
2等和室は、広間に雑魚寝で、まわりはおじさんばかりだったりするので、女子旅にはちょっとつらいかも。でも激安ですよ!
2日目、父島港に到着!
25時間半の長い旅を終えて、ようやく父島港に到着です。港には、各宿からお出迎えがありますので、予約しておいた宿の迎えのクルマ乗りましょう。
ホテルへGO!
小笠原の宿は豊富。でも、必ず訪島前に予約しておきましょう。二人以上なら民宿やペンションがおすすめ。この「父島ビューホテル」は、港から近いし便利!(ホテルといってもペンションですが……)。
一人旅なら、「小笠原ユースホステル」や「パパヤマリンスポーツ」がおすすめ。相部屋ですが、島旅では1人部屋より相部屋のほうが楽しいもの。フレンドリーな旅人が多いので、すぐに一緒に行動できる仲間が見つかるよ!
スノーケルレッスン!
食事をすませたら、午後は、スノーケルレッスンへ! 潜り方のコツを教えてくれるので、ドルフィンスイムでイルカと泳ごう!って思っている人は必須! そうでないひとは、着いた午後はのんびりお散歩でいいかもです。
父島をお散歩!
父島の中心部を散歩してみましょう。小さな島なのに、意外と賑やか! 元気! な感じがするのは、きっと若い人が多いから。スーパーは二軒だけ。船の着いた日はにぎわうので、のぞいてみては?
夕陽を見よう!
日が傾いたら、ウェザーステーションへ夕日を見に行く!晴れた日には、水平線に沈む美しい夕陽が見られるよ!
夕食は居酒屋で!
父島は小さな町ですが、食事処は結構豊富です! まずは、名物の島寿司に挑戦!
夜は、ナイトツアー!
星空、グリーンぺぺ・オガサワラオオコウモリを探す旅に!
3日目は、ボートツアーへ!
ドルフィンスイムとホエールウォッチングなどがセットになった1日ボートツアーに参加! イルカと泳いで、クジラを見よう!
イルカとクジラを見られるかは運次第ですが、シュノーケリングはできます。きれいな海の中が、写真では伝わらないのが残念です。
さらに、無人島に上陸。気分はロビンソンクルーソー!? でも、昔は人が住んでいたんですって!
4日目は、母島へ行ってみる!
父島よりもさらに沖にある、東京都最南端の島、母島へ! ははじま丸に乗って、2時間。遠くに来たなあ!って感じになれます。
母島では、現地ツアーに参加してみましょう。父島とはひと味違ったい大自然に味わえます。
5日目は、さらなる島内観光へ!
父島に戻り、最終日は、午前中にレンタルバイクかレンタカーで島内めぐりをしてみては! 取材中はあいにくの雨でしたが、雨の小笠原も、ジャングルっぽくてよかったです。
お土産を買おう!
最終日でなくてもいいのですが、お土産は必須! 島はちみつ、パッションフルーツなどが大人気!
いよいよ出発
5日目14:00の船で帰ります。ボートがたくさんお見送りをしてくれますよ!
6日目15:30に東京着です。
アクティビティはもっとある!
ここに載せた意外にも、エコツアーのトレッキングや、ダイビング、シーカヤックなど、さまざまなアクティビティがあります。自然好きにはたまらないですよ!
定員は限られていますので、ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期には、絶対に予約しておきましょう。
スケジュールまとめ
1日目
東京(竹芝桟橋)
午前
↓
(おがさわら丸)
↓
2日目
午前
父島港
↓
(徒歩または送迎車)
↓
民宿、ユースホステル
【父島滞在】
・父島散策
・スノーケルレッスン
・ナイトツアー
3日目
【父島滞在】
・1日ボートツアー
4日目
父島港
7時30分
↓
(ははじま丸)
↓
9時40分
母島港【母島・半日ツアー】
14時00分
↓
(ははじま丸)
↓
16時10分
父島港
5日目
【午前中・父島バイク探索】
父島港
午後
↓
(おがさわら丸)
↓
6日目
午後
東京・竹芝桟橋
※時刻は変わることがあります。出発時には、ご自分でお確かめください。
小笠原諸島・女子旅のコツへ続きます。