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格安航空会社LCCの基礎知識

東京や大阪から札幌や沖縄まで4000~5000円で行けてしまうのが、格安航空会社(LCC)です。バスに乗るような価格で日本各地に出かけられ、もう少しお金を払えば海外にも行くことができます。格安航空会社LCCは、いまや女子旅の貴重なツールです。

格安航空会社のことを、LCCと呼びます。Low Cost Carrierの略です。LCCに明確な定義はありませんが、日本国内にはピーチアビエーション、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エアなどがあります。

また、日本に就航している海外LCCとしては、春秋航空、イースター航空、ジェットスター、エアアジアなどがあります。アジア各地やオーストラリアなどに行くことができます。

ここでは、格安航空会社LCCを使った上手な女子旅を紹介しましょう。

格安航空会社LCCの予約法

格安航空会社LCCは、原則としてインターネットで予約します。各社のホームページに行き、ネット予約して、クレジットカードやコンビニで決済(支払い)をし、当日空港に行って搭乗します。こうした飛行機の利用方法は、大手航空会社と基本的には同じです。

より詳しい利用方法は「格安航空会社LCCの使い方」をご覧ください。

ジェットスター

格安航空会社LCCの利用法

格安航空会社といえども、普通の航空会社と利用方法はだいたい同じです。

チケット予約

まずは、チケットを予約します。

ウェブチェックイン

飛行機の搭乗手続を「チェックイン」といいます。LCCでは、チェックインはウェブ上で行うが一般的。これを「ウェブチェックイン」といいます。もちろん、空港でチェックインすることも可能です。

荷物預け

手荷物が多い場合は、空港で預け、飛行機の貨物室で積んでもらいます。大手航空会社では無料のサービスですが、LCCでは別料金のこともあります。

保安検査

チェックイン・荷物預けが終わったら、空港で保安検査を受けます。

搭乗

ゲートに行って、出発時間前になったら飛行機に乗ります。

ね、普通の飛行機に乗るのと同じでしょ!

格安航空会社LCCの特徴と注意点

格安航空会社は安いですが、そのぶん制約があり、注意点も結構あります。それらをまとめてみました。

・荷物を預ける場合は、別料金の場合があります。荷物も事前予約が必要です。

・手数料がお高め。決済手数料、座席指定手数料など、大手航空会社にない手数料があったりします。

・予約の変更ができない、できても高額な手数料が必要。

・ターミナルが不便な場合があります。成田空港や関西空港のLCCターミナルは、大手航空会社より離れたところにあります。

・遅れやすい。飛行機(機材)の数が少ないので、遅れは日常茶飯事です。1~2時間程度の遅れは覚悟しておきましょう。

・遅延や欠航でも振替がありません。たとえ欠航になっても、「待つ」以外に方法はありません。

・座席が狭い。

・機内食や毛布などの機内サービスはなかったり、別料金だったりすることが多いです。

このように、格安航空会社LCCにはさまざまな制約があり、別料金のサービスが多いのが特徴です。

LCCは基本的には大手航空会社よりも安いですが、あまりにいろんなサービスを付けると、大手と変わらないお値段になることもあります。

また、遅延も多いので、「定刻に着いたらラッキー」という程度の気持ちで利用しましょう。