青春18きっぷでは、夜行列車「ムーンライト」に乗車できます。
といっても、最近運行されているのは、東海道線の「ムーンライトながら」と中央線の「ムーンライト信州」の2列車だけです。それぞれ説明しましょう。
夜行列車とは?
夜行列車とは、文字通り、夜間に長距離を移動する列車です。普通のリクライニングシートの列車です。
青春18きっぷで乗れる夜行列車は?
青春18きっぷで乗れる夜行列車は、以下の2列車です。
各列車ごとに、運転日が決まっています(毎日運転ではありません)。青春18きっぷの期間中のお客さんの多い時期(週末など)に運転されます。
ムーンライトながら(東京~大垣)
東京駅と岐阜県の大垣駅を結びます。途中、名古屋駅を経由します。
大垣から乗り継げば、京都や大阪、広島、博多などに行くことができます。
ムーンライト信州(新宿~白馬)
新宿駅と長野県の白馬駅を結びます。登山愛好家向けの列車で、東京~長野県の移動に便利です。
女性でも乗れるの?
車内は一晩中電気が付いていますし、治安は悪くありません。女性でも問題なく乗車できます。
値段
青春18きっぷ2枚(4,740円分)と、指定席券(520円)が必要です。
青春18きっぷは、午前0時に有効期限が切り替わるので、午前0時をまたいで走る夜行列車に乗るときは原則としては2枚必要になります。午前0時の駅までのきっぷを別途購入すれば、1枚ですみます。
チケットの購入は?
指定席券の購入は乗車日の1カ月前から、JRみどりの窓口などで購入可能です。
「ムーンライト」の指定席券は早く売りきれますので、予定がある人は早めに購入することをお勧めします。