寝台特急「サンライズ出雲」を使った出雲大社旅行のモデルプラン・その4です。
ここでは、「サンライズ出雲」の上手な利用法や、旅の予算など、旅の準備についてご案内しましょう。
寝台特急「サンライズ出雲」の利用法
寝台列車に乗ったことがない!という人も多いでしょうが。大丈夫。日本の寝台列車は清潔で安全です。なかでも「サンライズ出雲」は、車両も比較的新しく、近代的です。
「サンライズ出雲」は人気のある列車ですから、チケットを早めに確保することを心がけましょう。
その1 個室を選ぶ!
「サンライズ出雲」には、いくつかの寝台車の種類があります。
おすすめは「シングル」。1人用の個室でカギがかかりますし、荷物もまあまあ置けます。
少し節約したいなら「ソロ」。これも1人用の個室ですが、やや狭いです。シングルとの料金差は1000円ほどです。
「シングル」「ソロ」のどちらも1階と2階がありますが、できれば2階を取りましょう。そのほうが、線路の「がたん」という揺れが少ないです。
東京~出雲市までの片道で、サンライズ出雲のシングルの料金は、総額で22,790円で、ソロの場合は21,710円です。
その2 JRの窓口などでチケットを購入!
個室が決まったら、サンライズ出雲のチケット(寝台券)を取ります。出発日の1ヶ月前から発売されます。すぐに売り切れることはあまりありませんが、金曜日の夜出発の列車に乗るのなら、混雑しやすいので早めに確保しておくことをおすすめします。
きっぷは、全国のJRの窓口やJTBなどの旅行会社で購入することができます。
その3 当日は、食べ物は準備しておこう
「サンライズ出雲」には、食堂車もカフェも売店もありません。夜は10時発と遅いので、食事は済ませていると思いますが、翌朝は9時58分の出雲市到着まで、食べるものを買うことはできません。
ひもじい思いをしないために、朝食用のパンと、ペットボトルくらいは用意しておきましょう。
東京駅で駅弁を買っておくのもいいかも!
東京駅「駅弁屋 祭」の30品目バランス弁当
その4 車内に電源はひとつだけ
個室にはコンセントが一つしかありません。複数の充電をする人は、電源タップ(タコ足)を持っていくと便利です。
予算
往路はJRの「サンライズ出雲」のシングル、復路はANAの特割を利用するとして、予算をシミュレーションしてみましょう。
現地の移動は「縁結びパーフェクトチケット」を利用します。
今回の旅一畑電鉄、一畑バスは、すべてこのチケットで乗車できます。出雲市駅の観光案内所で購入できます。
旅費総額(交通費・宿泊費)
サンライズ出雲(東京~出雲市・シングル利用):22,790円
縁結びパーフェクトチケット:3,000円
境線乗車券(境港~米子空港):190円
ANA(米子空港~羽田空港・特割利用):24,290円
宿泊費(ヤングイン松江):2,600円
合計 52,870円
ちょっと高い!という人は、往復どちらかを高速バスにするといいでしょう。
東京-出雲・松江への高速バス
このあと、出雲旅行のスケジュールとガイドブックをチェック!
→縁結び寝台特急で、出雲大社の旅へ!【その5まとめ編】に続きます。