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特別展「ポンペイ」が東京、京都、宮城、福岡で開催へ。2022年1月に東博でスタート!

特別展「ポンペイ」が東京国立博物館平成館などで1月から開催されます。その後、国内3か所を巡回予定。海外旅行ができないなか、イタリア旅行気分を味わえそうな本格的な展覧会です。

ローマの都市遺構

いまさら言うまでもありませんが、「ポンペイ」はイタリアにある古代ローマ時代の遺跡です。

紀元79年、ナポリ近郊のヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生し、ローマ帝国の都市が火山噴出物に飲み込まれました。突然の噴火で街全体が埋もれてしまったために、当時の生活の様子がそのまま保存されたという、世界に類をみない貴重な都市遺構として知られています。18世紀以降に本格的に発掘され、現在はイタリアを代表する観光地になっています。

そのポンペイ出土物などを展示する特別展「ポンペイ」が東京国立博物館平成館で、2022年1月から4月に開催されます。ポンペイ展は過去何度か日本で開催されていますが、今回は、ポンペイ出土の膨大な遺物を収蔵するナポリ国立考古学博物館の全面的協力によるもので、同博物館は「ポンペイ展の決定版」と謳っています。

特別展「ポンペイ」の概要

特別展「ポンペイ」の概要は以下の通りです。

会期:2022年1月14日(金)〜4月3日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
開館時間:9:30〜17:00
休館日:月曜日(3月21日、28日は開館)、3月22日(火)
観覧料:一般 2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料

入館は、日時指定券による事前予約制となっています。会場でも当日券を購入できますが、混雑状況により入場を待つ場合や、当日券の販売が終了している場合もあります。日時指定券は、2022年1月5日(水)より販売開始予定です。

音声ガイドは600円で会場にてレンタルできます。ナレーション・声の出演は声優の小野賢章、小野友樹です。

150点の出土物を公開

特別展「ポンペイ」は、ナポリ国立考古学博物館のコレクションから、日本初公開を含む約150点の出土物を公開します。モザイクや壁画、彫像、工芸品の傑作から、食器、調理具といった日用品に至るさまざまな発掘品を展示。古代都市ポンペイの繁栄と当時のローマ市民の豊かな生活をよみがえらせます。

展示は5章構成です。第1章は「ポンペイの街:公共施設と宗教」として、広場や劇場、円形闘技場、浴場といった、ローマ特有の都市インフラを中心に紹介。円形闘技場での乱闘の様子を描いたフレスコ画や、当時の生活を彷彿とさせる彫像などを展示します。

ポンペイ展

第2章は「ポンペイの社会と人びとの活躍」として、裕福な市民の暮らしぶりがわかる出土品を展示。カメオガラスと呼ばれる技法で制作された「青の壺」や、「エメラルドと真珠母貝のネックレス」といった豪華な装飾品を展示します。

ポンペイ展
画像:特別展「ポンペイ」プレスリリースより

第3章は「人びとの生活:食と仕事」。当時の台所用品や食器類、出土した食材を展示し、ローマ古代都市の食生活にせまります。医療用具や画材、農具、工具など、ポンペイ住民が使っていた仕事道具も紹介。「パン屋の店先」という生活感あふれるフレスコ画や、実際に炭化したパンも展示されます。

特別展ポンペイ
画像:特別展「ポンペイ」プレスリリースより

邸宅を再現

第4章は「ポンペイ繁栄の歴史」として、発掘された邸宅の一部を会場に再現します。ヘレニズム美術屈指のモザイク装飾が残される「ファウヌスの家」、ローマ文化が黄金時代を迎えた帝政期のフレスコ画が飾られる「竪琴奏者の家」、噴火直前に描かれたフレスコ画で知られる「悲劇詩人の家」を取り上げます。

モザイクや壁画、出土した生活調度品を鑑賞しつつ、2000年前の邸宅の雰囲気を味わえるというしくみで、今回の目玉展示になりそうです。

特別展ポンペイ
画像:特別展「ポンペイ」プレスリリースより

第5章が「発掘の今むかし」。18世紀から現在に至る発掘の歴史を振り返ります。東京大学の学術調査隊が2005年に発掘し、愛知万博にも出品された「ヒョウを抱くバックス」も展示。有名な「アレクサンドロス大王のモザイク」を題材とした修復作業などについても紹介します。

特別展ポンペイ
画像:特別展「ポンペイ」プレスリリースより

京都、宮城、福岡を巡回

特別展「ポンペイ」は、東京国立博物館平成館での展示終了後、2022年4月から12月にかけて、京都、宮城、福岡の3会場を巡回予定です。

京都は2022年4月21日~7月3日で、会場は京都市京セラ美術館。福岡は10月12日~12月4日で、会場は九州国立博物館です。宮城は7月から9月とみられますが、詳細は未発表です。

新型コロナウイルス感染症で海外旅行に出かけられない状況もあり、イタリア旅行気分が味わえる特別展は人気が出そうです。日時指定券をしっかり確保しておきたいところです。(鎌倉淳)