北海道のスキーツアーは価格がずいぶん違います。「大手旅行会社だから高い」とも限りません。女子旅向けに、安く北海道スキーツアーに参加するにはどうしたらいいのでしょうか。
基本からわかりやすく解説していきましょう。
ポイント1 飛行機のフライトは早朝便か午後に
東京や大阪を出る時間帯の人気は午前8時から午後10時頃。いっぽう、午前6時台の早朝便や、午後便は安くなります。
ですから、早起きが得意な人は午前6時台のフライトに。ゆっくり寝たい人は午後のフライトにすれば安く行けます。午前10時のフライトでもスキー場到着は夕方ですから、その日ほとんど滑れない点では、午後のフライトと一緒です。
ポイント2 とにかく安く!を狙うなら、ニセコか富良野の民宿・ペンション
北海道のスキー場はリゾート主体なので、民宿やペンションが近くにあまりありません。ただ、ニセコと富良野だけは民宿・ペンションが多く、手頃な値段の宿が揃っています。
そのため、安く北海道に行きたいなら、ニセコか富良野が狙い目でしょう。どちらのスキー場も、ゲレンデの質の高さでも太鼓判です。
ポイント3 リゾートホテルでは2食付きを狙う!
リゾートホテルに宿泊するプランの場合、食事付きかどうかで値段がずいぶん違います。「食事なし」のプランのほうがもちろん表面的には安いのですが、リゾートホテルのレストランはどこも高いので、「食事なし」プランだと、当日の食事代が高くついてしまう可能性もあります。
冬の北海道のリゾート地は、クルマがなければ近くの居酒屋にも行けないので、結局レストランで食事して高くついてしまう、ということも多いです。そのため、リゾートホテルに泊まるなら、2食付きにしましょう。
ポイント4 同じエリアでもホテルで値段がとても違う!
同じエリアでも、ツアーによって値段がとても違うことがあります。同じリゾートでも、値段が大きく異なることも。
当然のことですが、グレードの高いホテルや、そのなかでもグレードの高い棟はツアー価格も高くなります。ただ、同じリゾートなら、グレードが低くても、部屋以外のサービスは変わらないことも多いので、手頃な棟を狙うのもアリでしょう。
ポイント5 新千歳空港での待ち時間も考える
ツアーでは、新千歳空港に到着後、ゲレンデまではバスに乗ることが多いです。バスは自分のフライトに合わせて出発してくれるわけではないので、新千歳空港での「バス待ち」の時間は結構長くかかります。
ですから、飛行機の到着予定時刻と、バスの出発時刻があまり空きすぎないプランにしましょう。帰りも同じです。
ポイント6 リフト券付きプランは中身もチェック!
たとえばニセコ・アンヌプリのリフト券付きプランではニセコ・アンヌプリゲレンデのみ使用可のリフト券が付いてくることが多いです。
でも、ニセコの醍醐味は三山全てを滑ること。となると、アンヌプリゲレンデのリフト券だけでは楽しみ半減です。「リフト券付き」はお得なのでオススメですが、よく内容を確かめてから決めましょう。
ポイント7 格安レンタルに要注意!
ツアーの中にはレンタルスノボ・スキーのサービスを付けているものもあります。格安ツアーでは、レンタルは現地ではなく、新千歳空港で行われることがあります。
この場合、もし現地で板やシューズが合わなかったり、不具合が生じても調整できなかったりします。もしものことを考えると、初心者は格安レンタルは避け、現地レンタルの方が良いかもしれません。