富士山剣が峰

富士山に女子一人で登る方法【その8予算編】

富士登山の予算はどのくらいでしょうか? 費用としてかかるのは、往復の交通費と山小屋の宿泊費、それに多少の食費です。富士山には「入山料」も設定されていますが、任意なので払わなくても登ることはできます。 ここでは、富士登山の予算をご説明しましょう。 東京からなら1万数千円 東京発の場合、都内から登山口(五合目)までのバス代と、山小屋の宿泊費がかかります。バス往復で5000円~6000円。山小屋が1泊2食で7000円~8000円。あわせて1万数千円です。 新宿から富士山吉田口五合目までバスで行き、山小屋で一泊、須走口五合目から下りてきた場合の予算は以下の通りです。途中、山小屋のトイレに4回、山頂のトイレに1回行ったとして、トイレ代金を計算してあります。 富士登山の予算 新宿~富士山吉田口五合目(バス代) 2700円 山小屋(平日1泊2食)7800円 富士山須走口五合目~御殿場(バス代) 1540円 御殿場~新宿(バス代)1680円 トイレ(3回) 1100円 計 14820円 (※このほかに、行動中の食料や飲料代などは別途必要) 上記の予算は、モデルルートに沿ったもので、行きが吉田口、帰りが須走口となっています。もし、往復とも吉田口にすれば、バスの往復割引がききますので、もっと安くなります。 富士山の地図とガイドブック 富士山といえども、山登りですから、地図かガイドブックのどちらかは必ず持っていきましょう。 定番の地図は山と高原地図のシリーズです。見やすいデザインで、登山者必携です。 わかりやすいガイドとしては、こちらも好評です。 コミックのベストセラーもあります。わかりやすくておもしろい!
富士登山道看板

富士山に女子一人で登る方法【その7コツ編】

山登りには、さまざまな「コツ」や「常識」があります。また、みんなが気持ちよく登るための「マナー」もあります。富士山という日本一の山に登るのですから、こうした常識を一通り頭に入れておくといいでしょう。 でも、難しいことは、なんにもありません! プランニングのコツ まずは、登山計画の立て方、「プランニング」のコツをご紹介しましょう。 できるだけ平日に訪れる! 富士山の週末はとにかく混雑します。できるだけ平日に行きましょう。 御来光は山小屋の前で見る! 山頂の御来光を見よう! というツアーやガイドが多いですが、結構大変です。 山頂で夜明けを迎えるには、その場合は山小屋を午前0時頃出発して夜間登山をしなければならず、身体の負担が重いです。 それよりは、山小屋ではゆっくり日の出まで休み、山小屋で御来光を見てから出発するスケジュールにしましょう。 基本は「早起き」、数日前から早起きのクセを 山登りでは、「早起き」が基本です。富士山も例外ではありません。2日目は早朝に起床して朝早いうちに山頂に立つ、というのが理想的なスケジュール。そして、午後3時までには登山口に戻ります。 午後3時に登山口に戻るスケジュールなら、夜遅くならないうちに東京に帰れますし、大阪や名古屋などにも、その日のうちに帰れます。 しかし、ふだん夜更かししている人が、急に早起きするのはきついもの。いきなり「明日は午前4時に起きる!」というのはつらいですから、せめて数日前からは毎朝5時頃に起きる練習をしておくといいでしょう。 登山当日のコツ 登山当日の情報収集や、歩き方のコツをご紹介! 天気予報はマメにチェック 山の天気は変わりやすいものですが、富士山の天気はとくに変わりやすく、予報も難しいようです。ですから、天気予報は数日前から出発直前までこまめにチェックしておきましょう。 雨の予報の場合は、その備えをしっかりと。また、あまりに荒天が予想される場合はツアーをキャンセルしてしまうのも手かも。荒天での登山はつらいです。せっかくの富士山ですから、気持ちのいい好天の日に登りたいものです。 ただ、少しくらいの雨なら、行ってみましょう。下界は雨でも山頂は晴れている場合も多いです。 基本はゆっくり歩く 山歩きのコツは急がないこと。とくに富士山は標高が高く高山病になりやすいので、とにかくゆっくり歩きましょう。 岩場も多く、歩きにくい場所は両手を使って注意深く。そうすることで、事故を防げますし、高山病にもかかりにくくなります。 休憩もまめに挟みましょう。ツアーの場合は、ガイドさんがゆっくりとしたペースを作ってくれるでしょう。 水分はマメにとる 高山病対策としては、水をいっぱい飲むことも大事です。なぜなら、水には酸素が含まれているからです。 登山は汗を大量にかきますし、水分補給の意味でも飲み物をマメにとるのは大事です。 飲むときは、1度に多くの量を摂るのではなく、休憩ごとに、ひと口かふた口にしておきます。のどが渇いたと思ったら、歩きながら、こまめに補給します。ミネラルウォーターでもいいですが、スポーツドリンクのほうが適しています。 登山においては、スポーツドリンクは薄める必要はありません。 甘い物と塩分の摂取も忘れずに 行動食として、甘いものや塩分のあるものを持っていきましょう。チョコレート、キャラメル、あんぱんなどです。 こうした甘い物は、疲労軽減と体力回復に役立ちます。また、汗をかくと塩分が失われるので、塩分の含まれたアメや羊羹なども持っていきましょう。 トイレ計画もしっかりと 富士山の登山路はトイレ施設が充実しています。一回200円(山頂は300円)の使用料がかかりますが、トイレがなくて困る、というケースはあまりありません。 ただし、下山路ではトイレの数が激減します。したがって、歩きながら、コースタイムとトイレの位置をしっかり把握しておきましょう。 ワンランク上の登山をめざそう よく眠れる山小屋は? 難路を歩くには? 快適で楽しいワンランク上の登山をするためのコツをご紹介。 山小屋は八合目に泊まる! 七合目の山小屋のほうが快適な場合が多いですが、初日に八合目まで行っておくと、二日目の負担が違いますし、登頂確率も上がります。 山小屋では眠れなくても横になっていよう! 狭苦しい山小屋で熟睡できる人は、ほとんどいません。眠れない一晩になるのは覚悟して、それでも横になっていましょう。8時間も横になっていれば、十分な休憩になります。 急坂と岩場の登り方 六合目以降は、かなり急な坂や岩場が続きます。そういう場所では、とくにゆっくり歩くように心がけます。急いで登るとすぐに息が切れますし、息切れは高山病のもとになります。 なるべく歩幅を小さくして、太股の上げ下げを減らします。急な場所では手を使ったりもしましょう。 砂地の下り方 富士山で大変なのは、実は下山の砂地です。下山路は砂が多い道を下りていきますが、普通に歩くと足を取られてうまく進めません。つま先を砂に突っ込む気持ちで歩くと、滑るように下ることができます。 マナーを守って気持ちよく 山登りにはマナーがあります。ゴミを捨てない、植物を採らない、道以外の場所へ踏み込まない、タバコのポイ捨てをしない、といった基本的なルールは、必ず守ってください。 また、登山者同士がすれ違うときは、登ってくる登山者優先です。道が狭いときは、下りの登山者が道を譲ることが基本です。後ろに早く歩きたい人がいたら道を譲る、というのもマナー。 追い抜きたいときは、「抜きます」などと一声かけましょう。そうすることで、お互いが気持ちよく歩けます。 登山者がすれ違うときは、お互いに「こんにちは」などと軽く挨拶するのもマナー。でも、富士山の場合は、あまりに人が多すぎて、「いちいち挨拶してられません!」という声も聞きます。なので、「挨拶マナー」は、ほどほどでよいでしょう。  →「富士山に女子一人で登る方法【その8予算編】」に続きます。
富士山

富士山に女子一人で登る方法【その6準備編】

富士山はなんといっても日本最高峰。3,700メートルもの山に登るのですから、きちんとした準備は必要です。 登山路は整備されていますが、道はでこぼこですし、岩場も多く、滑るところもあります。高所ですので、夏でも気温は0度くらいに下がりますし、天気はとても変わりやすく、夕立ちは頻繁に降ります。こうしたことを頭に入れて、しっかり準備しましょう。 富士山・女子登山の準備 登山の準備をするなら、まずは登山用品店に行きましょう。 登山用品店では、靴とウェアを買います。自分の体力などに応じて、ストックなどの装備も買い揃えましょう。 女性用登山用品店でチェック! 登山用品店は多数ありますが、モンベル、好日山荘、ICI石井スポーツなどが有名です。そうした専門店でなくても、スポーツ用品店の一角に登山コーナーを設けている場合もあります。 女性向けの登山用品を揃える店も増えています。いきなり登山用品店は敷居が高い、という人は、楽天などのネットショップに女性向け登山用品店がありますのでチェックしてみては?  登山用品は定価販売が多いのですが、ネットショップでは割引やポイント還元をしていますので、ネットで買う方がお得なことが多いです。 【PR】Yahoo!ショッピング・アウトドア どんな服装がいい? 下界の気温は真夏でも、山頂の気温は真冬並み。それが富士山です。 したがって、暑さ、寒さに耐えられるよう重ね着が基本。日差しが強いので基本は長袖です。 防寒着もしっかり用意します。登山は汗をかくスポーツですので、下着に綿はNG。なるべく化繊の下着、シャツを用意して、フリースや薄手のダウンも用意しておきます。 ジーンズなど締め付けるパンツは、登りにくいの避けます。ちょっとゆるめの服のほうが歩きやすいです。登山用パンツが最適ですが、ジャージやトレパンでもいいでしょう。 どんな靴がいい? 岩場も多いので、捻挫のしにくい登山靴を用意しましょう。2万円くらいの軽登山靴で十分です。 「キャラバントレッキングシューズ C4-03」などが初心者の定番登山靴です。 買ってから、いきなり富士山に来るのではなく、一度か二度は近所の山で試し歩きをしてみてください。 雨具を忘れずに! 富士山の天気はとても変わりやすいです。どんなに天気予報が良くても雨具は必ず持っていきましょう。 オススメは、上下セパレート式のレインウェアです。透湿加工のしてあるものを選びます。上下揃えると1万5000円くらいして、少し高いですが、普段の生活でも使えますので、これを機会に買ってみるといいでしょう。借りられる人は、借りてしまうのも手です。 ポンチョはNG。富士山は風が下から吹くこともありますので、ポンチョは役立たずになることも多いです。傘は片手がふさがるので、登山には向きません。 防寒具はフリースと薄いダウンで 富士山頂は、夏の昼間でも気温が10度前後のことがほとんど。ですから、防寒対策はしっかりと。ユニクロの軽量羽毛のダウンに薄手のフリースなどが、安くて軽くておすすめです。 登山用品店で販売している登山用防寒具なら完璧ですが、高価です。継続して登山をしようというなら、そうした防寒具がいいですが、とりあえず富士山に登るだけなら、ユニクロでも十分です。 小型のザックで行こう! 登山をするときは、両手が空いていないとキケンです。となると、荷物はリュックに入れるのが一番!  リュックは、登山用品では「ザック」といいます。25リッターから30リッター程度の小型ザックを用意しましょう。 ストックもあると便利 ストックがあると登るのがラクになります。体重を足だけでなく腕に分散させるからです。また、転倒防止にも役立ちます。 ストックを二本使う「ダブルストック」だと完璧ですが、邪魔になる可能性もありますので、まずは1本用意しておきましょう。登山口では「金剛杖」という富士山オリジナルの杖もありますので、それを使うのも一法です。 行動食と飲み物も用意! 富士山の登山路には途中に山小屋がたくさんあります。そこで軽い食事もできますし、ドリンクも購入できますので、食べ物飲み物をたくさん持っていく必要はありません。 ただ、歩きながら飲んだり食べたりする分は持っていきましょう。とくに、富士山では水分を補給しないで登ると高山病や脱水症状になることがあります。個人差はありますが、少なくともペットボトル2本は持っていき、なくなりそうになったら途中で補給していきます。 行動食には、羊羹やチョコレート、あんぱんなど、甘い物が効果的。登山はカロリーを使いますから、自分へのご褒美も兼ねてください。 地図があれば、迷っても安心 人が多く、標識もしっかりしている富士山ですので、注意して登っていけば迷う心配はありません。 ただ、自分がいまどこにいるのかをきちんと把握しておくために、地図を持って歩きましょう。地図を持っていれば、自分がいまどこにいて、どの方向に向かわなければならないのかがわかります。万一迷った場合も安心です。 定番の地図は「山と高原地図 31.富士山 御坂・愛鷹」です。 ツアーのチェックポイントは? ツアーに参加する場合は、以下の3点を確認しましょう。 ・どの位置の山小屋で泊まるか ・山頂御来光をめざすか? ・お鉢巡りが含まれているか 山小屋は八合目に宿泊するものが良いでしょう。山頂の御来光を目指すツアーは大変なので、初心者はで避けるのがベター。 お鉢巡りなし、のツアーもありますが、その場合はせっかく富士山に登っても「本当の山頂」には立てません。日本のてっぺんに到達したいなら、「お鉢巡り」が含まれているツアーにしましょう。 【PR】富士登山ならサンシャインツアー 個人で登る場合の予約は? 予約が必要なのは「五合目までのバス」と「山小屋」の2つ。バスは新宿発のバスは予約が必要ですが、富士急行の富士山駅からのバスは予約不要です。 山小屋は平日は予約不要で大丈夫ですが、週末やお盆の時期は予約必須です。できるだけ八合目の宿を予約しましょう。  →「富士山に女子一人で登る方法【その7コツ編】」に続きます。
富士山下山路

富士山に女子一人で登る方法【その5下山編】

富士山吉田口五合目から、足かけ2日で富士山頂に到着。日本最高地点の剣が峰にも立ちました。これで、富士山登頂は成功! そして、これから下山が始まります。下りは降りるだけだから簡単! なんて思っていたら大間違いです。 富士山頂から須走口五合目までのモデルプラン 「家に帰るまでが遠足」とはよく言いますが、登山では「山を下りるまでが登山」です。登山の事故は下山時に起こることが多いので、注意しましょう。 下山は、登ってきたルートと違い、須走口から降りてみます。吉田口から降りてもいいのですが、違う道をたどったほうがおもしろそう、という程度の話です。 ここでは、剣が峰から須走口五合目まで降りていきます。 お鉢巡りつづき 剣ヶ峰を発ち、さらに噴火口に沿って時計回りに歩いていきます。富士山頂をぐるりとまわる「お鉢巡り」の続きです。 とても日本離れした風景を味わえます。なんだか、違う惑星を歩いているような雰囲気。 9時45分、吉田口頂上(久須志神社)に戻りました。これでお鉢巡りはおしまいです。 さあ、下山しよう! 帰りは、行きと違って、須走口の登山口へ下りていきます。10時20分、下山開始。 下山路は登山路と違い、砂と岩が混じった荒れた道です。ちょっと歩きにくく、膝や太股に負担がかかります。 膝を痛めないように、ゆっくり下りていきます。 須走ルートでは、途中、砂走りというルートを通ります。 荒野の斜面を掘り返し、砂地を表面に出して通路にしているようです。掘り返された部分に沿って、目印の白いロープが張られています。 かかとに重心を載せつつ、つま先を砂につっこむようにして下りていくと、滑るように進みます。吉田口ルートよりは、砂走りのある須走ルートのほうが下山しやすい、という人は多いです。 とはいえ、結構疲れます。途中で休憩できる適当な場所もなく、ひたすら、砂と岩の道を下り続けます。 左右に緑地が出てきました。 ようやく砂払五合目到着。13時20分到着。標高2230メートル。 須走口五合目から御殿場へ さらに砂地の道を下っていきます。 30分以上歩いて、ようやく須走口五合目到着。14時10分。吉田口五合目とはうってかわって、静かな登山口です。 ようやく下山完了です。 須走口五合目からは、御殿場へのバスがあり、御殿場からは新宿への高速バスが30分ごとに発着しています。いずれも、予約せずに乗ることもできます。  →「富士山に女子一人で登る方法【その6準備編】」に続きます。
富士山剣が峰

富士山に女子一人で登る方法【その4山頂編】

富士山吉田口五合目から、半日かけて八合目に到着。「白雲荘」に泊まりました。 1泊の後、いよいよ胸突き八丁、頂上を目指します。ここからが正念場! 山小屋宿泊から登頂まで 2日目の目標は、いうまでもなく登頂です。山頂で御来光を眺めるなら、午前2時頃に起床して、山頂を目指します。 でも、真っ暗な中を歩くのは危ないし、しんどいので、無理に御来光登山をしなくてもいいでしょう。吉田ルートの場合、日の出を見るだけなら、八合目の山小屋からも見られます。 ということで、今回は、朝まで山小屋にゆっくりして、早朝から山頂目指して登り始めます。 頂上目指して出発! 翌朝は、午前4時15分に一斉に灯りがつきました。日の出は午前4時37分。御来光に間に合うように起こされます。 白雲荘前の御来光。両手をあわせて登山の無事を祈ります。 朝食を食べて、5時30分出発。 土と岩混じりの坂道を淡々と上がっていきます。もう少し早い時間に出発する人が多いので、この時間は歩いている人も少なく、天気もよく、風もさわやかで、とても気持ちのいいトレッキングです。 頂上が見えてきた! 本八合目トモエ館着。白雲荘から本八合目トモエ館までのコースタイムが40分です。6時10分到着。10分休憩。 本八合目の山小屋群を抜けると、頂上がよく見えます。 八合五勺の御来光館。標高3450メートルです。 ここが吉田ルート最後の山小屋です。 それにしても、八合目は長い!八合目、本八合目、八合五勺と来て、ようやく八合目シリーズが終わりです。 風が強くなってきました。吹き飛ばされないように! 九合目から山頂へ 九合目着。7時10分。標高3600メートル。九合目から下を見下ろすとこんな感じです。 本八合目の山小屋群が眼下にあり、その遥か下に原生林が広がっています。 見上げると、山頂はもうすぐ! 振り返れば、山梨や長野の山々がきれいに見えます! ついに登頂! そして、いよいよ山頂の鳥居。 ここをくぐれば、頂上です。 吉田口頂上、7時40分着。標高3710メートル。やったぁ! お鉢巡りへ! 吉田口の頂上には、「富士山頂上奥宮」(久須志神社)があります。 その先が、山小屋が三軒並んでいます。ちょっとした観光地のようで、「富士山銀座」という別名もあるのだとか。ここで少し休憩。 山頂の中心部には、噴火口があります。この大きな噴火口を大内院といいます。 大内院の向こうには、剣ヶ峰が見えます。上の写真のいちばん高いところです。 剣ヶ峰こそが、3,776メートルの日本最高地点で、富士山の本当の意味での山頂です。剣ヶ峰の上に建っているのは測候所です。 これから、大内院をぐるりと回りながら、剣ヶ峰に向かいます。 富士山頂を大内院に沿って一周することを「お鉢巡り」といいます。コースタイムは90分程度です。 8時、吉田口頂上発。 途中、富士宮口頂上を通ります。ここには、浅間大社奥宮や山頂郵便局があります。 さら歩いて、急坂を登ります。 登り切ると、剣ヶ峰です。8時45分到着。 「日本最高峰富士山剣ヶ峰」の碑があります。 これで、日本最高峰に登り切りました。やったあ!  →「富士山に女子一人で登る方法【その5下山編】」に続きます。
富士山登りはじめ

富士山に女子一人で登る方法【その3登山開始編】

東京・新宿からバスで富士山五合目に到着。ここからいよいよ登りはじめです。 山頂までの標高差は1,400mほど。途中危険な道はなく、ゆっくり歩けば、初心者でも到達できるくらいの難易度です。 登山口から山小屋宿泊まで 初日の目標は、七合目から八合目にある山小屋まで。平日ならどの山小屋に泊まるかは当日決めればOKですが、週末など混雑期はあらかじめ決めて、予約しておきましょう。 いよいよ登山開始! 食事を終えたら、吉田ルートの出発口から、いよいよ登山開始。この日は13時スタートでした。 最初のうちは、あまり傾斜もきつくありません。 五合目から六合目までは、だいたい40分で到着します。 ここまでの道のりはたいしたことないので、「もう六合目か、なんだ、楽勝!」と思ってしまいます。 13時40分。10分休憩。 六合目には仮設トイレもあります。富士山の登山道にはトイレが完備されているので、そちらの心配は無用。ただし、どこも200円が必要な有料トイレです。 本格的な登りにトライ! 六合目から先は本格的な登りになります。つづら折りの坂道を、淡々と登っていきます。 見上げると、七合目の山小屋群が見えてきました。 七合目にある最初の山小屋「花小屋」着。六合目からは約1時間です。ここで標高2,700メートル。14時50分。10分休憩。 雨が降り出しました。予報は晴れ時々雨でしたが、その通りになりました。富士山の天気は変わりやすいので、たとえ天気予報が晴れでも、レインウェアは必須です。 七合目付近の岩場を登る 「花小屋」を出ると、岩場が続きます。雨で岩がぬかるんでいるので、要注意です。 七合目「トモエ館」横の案内板。富士山頂まで3.6km、283分とあります。ざっと5時間弱。もしこのまま登れば、19時すぎには山頂に着く計算です。 富士山には、こうした案内板が整備されています。 トモエ館から先は、鎖場の岩道。雨で濡れていて少しキケンです。 七合目の「富士一館」到着。花小屋から25分です。15時25分。標高2820メートル。15分休憩。 威勢のいいお兄さんたちが、客引きをしています。 登ってきた道を見下ろします。つづら折りの山道を、後から後からたくさんの登山者が登ってきます。 八合目めざして 鎖のある岩場をゆっくりと登っていきます。そろそろ空気も薄くなってきたので、なるべく大げさに息を吸いながら、あまり急がずに登ります。 真夏なのに、雪が残っています。このあたりまで来ると、夏でも肌寒いです。 このあたりは急傾斜でどんどん標高が上がるので、休みながらゆっくり上る人も多いようです。 八合目「太子館」に到着。「富士一館」からここまで50分です。 16時30分。10分休憩 標高3,050メートル。ついに3,000メートルを超えました。 振り向けば、下界ははるか下。ここは雲海の上です。さらに上空の雲を目指して歩きます。 八合目「白雲荘」着。 「太子館」から「白雲荘」までは40分かかりました。17時20分。 白雲荘の標高は3,200メートル。 1日目はここで泊まります。山頂まで2km。あと140分の地点です。 富士山の山小屋、白雲荘 白雲荘は1泊2食で7,800円。金曜日は1,000円増し、土曜日は1,500円増しです。 寝床はこんな感じ。 畳1畳に2人が寝るくらいで、とにかくぎっちぎち。間違っても、「ホテル」や「民宿」をイメージしてはいけません。 小屋によっては男女別にしてくれる場合もありますが、男女混合の場合もあります。混雑時はどこも男女混合です。あまりに人が多すぎて、襲われたりすることはありえませんが…。 富士山の山小屋の食事の定番はカレー。「白雲荘」もカレーです。 山小屋の就寝は早く、午後7時前に寝る人もいます。 いずれにしろ、食事を終えたら就寝です。だいたい午後8時頃にはみなさん、眠りにつきます。(あんまり眠れませんが)。  →「富士山に女子一人で登る方法【その4山頂編】」に続きます。
富士山五合目

富士山に女子一人で登る方法【その2出発編】

「いつか行こう」と思ったまま、なかなか行かない場所。それが富士山。でも、最近はチャレンジする「山ガール」が増えています。 「私、山ガールじゃない!」って人でも大丈夫。初心者でも登れてしまうのが富士山だからです。あなたも、思い切ってチャレンジ! 新宿から吉田ルートでのモデルプラン ここでは、新宿発で、吉田ルートを使うモデルプランをご紹介します。初心者でも登りやすく、人も多いため女子一人でもチャレンジしやすいルートです。 バスで新宿から五合目まで直行! 東京新宿の「バスタ」から京王バスなどが富士山五合目までの直行バスが出ています。登山シーズンは混雑しますので、予約していきましょう。バスが午前7時台~9時台にかけて1時間に1本くらい出ています。8時40分発くらいがいいでしょう。 乗客は3割くらいが外国人。あとは中高年の登山客が多いようです。山ガールもちらほら。 中央高速の大月ジャンクションから河口湖方面に入り、三つ峠のあたりまで来ると、富士山が見えてきます。 新宿から2時間30分ほどで、富士山五合目バス停到着。11時10分着。 そのほかにも、富士山五合目までのバスは各社から出ています。 →高速バスWILLER TRAVEL 吉田口五合目で出発準備 吉田口五合目の標高は2300メートル。バスを降りるとひんやりとした空気が身を包みます。 おなかも減ったので、まずは腹ごしらえ。レストハウスが何軒かあります。「みはらし」という店で、豚焼き丼800円を注文。 五合目ではのんびり食事をしましょう。それには理由があって、高地順応をするためです。標高2,300メートルの五合目でも結構空気は薄いので、急に歩き出さない方が良いのです。 飲み物の自動販売機もあります。150ミリリットルのペットボトルが200円。富士山の山小屋では最低400円はするそうなので、足りない人はココで補給を。ただし、ここで買うくらいなら、新宿駅近くのコンビニで買っておいたほうが安くつきます。  →「富士山に女子一人で登る方法【その3登山開始編】」に続きます。
富士山

富士山に女子一人で登る方法【その1基礎知識編】

日本一高い山、富士山! 一度は登ってみたい!って思っている女子も多いはず。 この富士山、登山シーズンは年間でたったの2ヶ月。7月~8月だけなんです。 そこになんと32万人もの登山者が集中します。要するに、1日平均で5000人が登るんです! それだけに、シーズンは大混雑します。そこで、女子旅jpでは、「富士山に登りたい!」という山初心者のためのガイドを書いてしまいます! 5分でわかる富士登山の基礎知識 1 同行者を決める 友人や同僚に富士山に登りたい! っていう人がいれば、一緒に行くのが一番です。途中で、へばったり怪我したりしたときのことを考えると、1人登山よりも複数がおすすめです。ただ、同行者が見つからなければ、1人で行ってもいいでしょう。しっかりとした準備をしていけば大丈夫です。人が多い時間帯に登れば、治安面での問題はほとんどありません。 2 日程を決める 富士山に登れるのは7月~8月の2ヶ月間だけです。この間に約30万人が登山するので、週末は非常に混みます。可能なら平日登山をしましょう。 日程は、東京や大阪からの場合、1泊2日が必要です。東京からなら、早朝出発して日帰りをすることも可能ですが、体力勝負なので、あまりおすすめはしません。 ■山頂でご来光を拝みたい人のモデル日程 1日目 お昼頃、五合目から登山開始→夕方に八合目の山小屋に宿泊 2日目 未明に山小屋出発→早朝に山頂到着、7時頃下山開始→午前中に五合目到着 ■山頂でご来光にこだわらない人のモデル日程 1日目 昼すぎに、五合目から登山開始→夕方に七~八合目の山小屋に宿泊 2日目 朝食後、山小屋出発→午前中に山頂到着、昼すぎに下山開始→夕方に五合目到着 3 コースを決める 富士山には主に4つの登山道があります。1番人気が「吉田ルート」、2番人気が「富士宮ルート」です。このどちらかがいいでしょう。 登りやすいのは、吉田ルートです。吉田ルートなら、山頂まで行かなくてもご来光が拝めます。ただ、週末の吉田ルートはきわめて混みますので、富士宮ルートがいいかもしれません。平日なら吉田ルートがいいでしょう。 4 山小屋の予約をする 日程とコースを決めたら、宿(山小屋)を決めて予約します。 富士山のご来光を拝みたいなら八合目、気にしないなら七合目以下がおすすめです。九合目以上ですと空気が薄くて眠りにくいのであまりおすすめしません。七合目以下ですと、空気の薄さはほとんど気になりません。 週末の山小屋はとても混雑しますので、予約はお早めに。山小屋の数には限りがあります。 5 列車とバスの予約をする 富士山の登山口までは、最寄りの鉄道駅からバスがあります。また、新宿や静岡からの直行バスもあります。これらの列車やバスの時間を調べて、予約します。 6 ツアーの予約をする 自分で交通機関や山小屋を探すのが面倒な方、ガイドさんがいた方が安心、という方は、ツアーを予約しましょう。女子1人の初心者なら、ツアーにしたほうが安心です。 【PR】富士山ツアー 7 装備を購入する 登山装備を揃えるのは大変ですが、1回限りの登山なら、必要なものは限られています。 全員が買わなければならないのは登山靴。ウェアなどは、特別に買わないでも、スポーツウェアやユニクロの防寒具などで代用できます。 また、雨具<、リュックやヘッドランプも必要です。今後、山登りをするつもりがないなら、できるだけ借りて済ませましょう。 ■必要な装備 登山靴、リュック、防寒具、雨具(レインウェア)、下着、靴下、帽子、軍手、ヘッドライト、お金(トイレは有料)、ゴミ袋 ■あると便利な装備 ストック(杖)、タオル、トイレットペーパー、日焼けどめ、薬(とくに頭痛薬)、化粧品、サングラス、歯ブラシ、絆創膏、保険証のコピー、スパッツ、デジカメ ■食料類 水、行動食 【PR】女性向け登山用品店 8 トレーニングをする 山の経験の全くない人が、事前のトレーニングもなしに日本最高峰に登ろうとしても、成功確率は低くなります。出発前に数回、近くの山に登ってみましょう。 東京エリア在住なら高尾山で十分! 靴を履きならす意味もあります。 9 いざ、出発! 装備を揃えて、トレーニングをすれば、誰でも登れます。がんばれ! よくある超初心者の質問 Q 富士山ってどこから登るの? A 五合目までバスやクルマで行き、そこから徒歩で登ります。 Q 登るのにどのくらい時間がかかるの? A 登り6時間、下り3時間くらいです(個人差は大きくあります) Q 日帰りできるの? A できなくはありませんが、普通は途中で1泊します。 Q 誰でも登れるの? A 健康な人なら誰でも登れます。ただ、高山病や天候などでリタイアする人も多く、登山した人のうち、実際に山頂に立てるのは5~6割と言われています。 Q お金はどのくらいかかるの? A 登山そのものにはお金はかかりません。入山料が1,000円と設定されていますが、任意であり、払わなくてもかまいません。 そのほか、山小屋の宿泊料が5,000円~7,000円程度。それ以外に交通費がかかります。東京からの場合、バスで往復5,000円ほどです。 Q ツアーはないの? A 往復のバスと山小屋をセットにしたツアーは各地から出ています。サンシャインツアーなどが富士山ツアーを実施しています。 Q 女子1人でも登れるの? A しっかり準備をしておけば大丈夫です。初心者の1人登山なら、ツアーに混じることをおすすめします。  →「富士山に女子一人で登る方法【その2出発編】」に続きます。

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